富嶽雲烟之図

作品名(ヨミ)フガクウンエンノズ
作品名(総称)富嶽雲烟之図
作家木村探元 キムラタンゲン
制作年(西暦)1753
材質・形状・技法紙本墨画・軸装
形状(縦・高さ)cm128.0
形状(横)cm237.0
美術館分類コードJ-064-001
作品解説探元は延宝7年(1679)、今の鹿児島市平之町に生まれた。狩野探幽に私淑して、探幽の息子探信守政について学んでいる。また、雪舟に代表される室町水墨画や高然暉様の宋元絵画なども修得し、薩摩では並ぶ者のない名手として称えられた。本図には、雲の間から姿を見せる富士の威容が描かれている。中腹付近には実感を伝える陰影が施され、薄墨による雲烟描写も、広々とした空間の奥行きを示している。右下方に力強く引かれた稜(りょう)線が大画面を引き締めており、薩摩の絵師探元の剛直な気質を表している。

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