墨梅図(鮫島白鶴賛)

作品名(ヨミ)ボクバイズ(サメシマハッカクサン)
作品名(総称)墨梅図(鮫島白鶴賛)
作家有川梅隠 アリカワバイイン
制作年(西暦)1847
材質・形状・技法紙本墨画・軸装
形状(縦・高さ)cm105.5
形状(横)cm59.1
美術館分類コードJ-006-001
作品解説個々には墨一色で梅の枝が天に向かって伸びるさまが描かれている。花はまだ五分咲き程度であり、上空には満月が半ば顔をのぞかせている。早春の夜の情景である。月光に映える梅の絵といえば、鎌倉時代に中国から伝えられて室町時代の禅僧間で好まれた墨梅図が思い出される。本図は江戸時代後期に描かれたものであるが、作者は墨梅図の伝統を十分ふまえていたと考えられる。作者の有川梅隠は明の画法を学び、梅の絵を専門的に描いた薩摩の絵師である。狩野派が主流を占めた鹿児島では異色の存在だ。

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