爆雲のぼる 桜島

作品名(ヨミ)バクウンノボル サクラジマ
作家藤本東一良 フジモトトウイチリョウ
制作年(西暦)1980
材質・形状・技法油彩・キャンバス
形状(縦・高さ)cm53.1
形状(横)cm46.0
美術館分類コードO-287-003
作品解説藤本は、1968(昭和43)年、宮崎県美展の審査で九州を訪れた際、鹿児島に立ち寄って桜島を取材し、連作をスタートさせている。1970年代前半は雲や噴煙のダイナミックな動きを捉えた作品が多かったが、1980年代になり、陸揚げされた船と組み合わされて桜島が描かれるようになると、噴煙や大気はより自然な表現へと変化していく。その頃に描かれた本作では、噴煙の勢いよく吹き上がる様子や上空の風にやや左へ流される様子などが力強い筆致で動的に描き出されてはいるが、以前より穏やかで写実的な表現へと移り変わっており、画家の造形的な興味の変遷をうかがい知ることができる。

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