白銅レクイエム

作品名(ヨミ)ハクドウレクイエム
作品名(総称)白銅レクイエム
作家染川鐵之助 ソメカワテツノスケ
制作年(西暦)1977
材質・形状・技法白銅、クリスタル・鋳金
形状(その他)52.8×64.0×19.1
美術館分類コードC2-109-002
作品解説この作品は、東京の自宅から週4日通った茨城県笠間市のアトリエで制作された。染川は鋳金を学ぶ前に加藤清顕に彫刻を学んでおり、人体を用いた彫刻的表現の作品も残している。この作品のように抽象化された女性が背を反らして円を形作るものも数点制作している。染川は「鋳金(ちゅうきん)工芸が彫塑と違うのは、素材の美しさを出さねばならないこと。私の場合、白銅という素材を生かす造形を考えねばならない。」と語っている。白銅は銅とニッケルの合金で、銀に似た白い輝きをもつ。白銅で仕上げられた清らかなニンフ(精霊)は、鎮魂の祈りを捧げているかのように目を閉じ、手足を抽象化して美しい曲線美を見せている。

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