メリー・ウーリッチ嬢肖像

作品名(ヨミ)メリー・ウーリッチジョウショウゾウ
作品名(総称)メリー・ウーリッチ嬢肖像
作家伊達孝太郎 ダテコウタロウ
制作年(西暦)1917
材質・形状・技法水彩・象牙
形状(縦・高さ)cm8.5
形状(横)cm6.5
美術館分類コードWD-117-001
作品解説伊達孝太郎は、セントルイスの大学で美術を学び、ニューヨーク美術学校の特待生になった。その裸体科を修了後、あこがれのパリをめざすが、折りしも第一次世界大戦前夜の情勢で、セントルイスに戻り、ゴールダン肖像画館の主任として勤務した。アーチスト・ギルド、アート・リーグの正会員に推挙され、画塾まで開設して活躍していたが、故郷宮崎の老父からの便りにほだされ、二十年に帰国を決心した。本作品はゴールダン肖像画館時代の作とみられ、セントルイスの令嬢を描いたもの。よく磨かれた象牙(ぞうげ)板の上に水彩で描いてある。定着を良くするためと、表面を滑らかに仕上げるために、絵の具にアラビアゴムを混ぜてある。小さく繊細な作品であるが、細密な人物描写はアメリカン・リアリズムの系譜に連なるといえよう。

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