焦躁の旅路

作品名(ヨミ)ショウソウノタビジ
作品名(総称)焦躁の旅路
作家中村晋也 ナカムラシンヤ
制作年(西暦)1984
材質・形状・技法ブロンズ
形状(縦・高さ)cm118.0
形状(横)cm52.0
形状(奥行き)cm70.0
美術館分類コードS-137-003
作品解説本作品は、1984年第16回日展で文部大臣賞を受賞した作品です。中村晋也は、1980年代、本作品をはじめとした静謐な雰囲気の裸婦像の制作を行い、生命観溢れる完成度の高い様式を確立しました。本作品はその代表作であり大胆なポーズを見事にまとめ上げています。大きな動きを内包して静かであり、静的であるが故に、永久にありつづける存在感があります。そして、奥深い声が聞こえてくるようです。
 後の1995年の阪神淡路大震災を契機に始まった、人間の生死観をテーマに、深遠な祈りを込めた〈ミゼレーレ〉の連作、そして薬師寺に奉納された〈平成の釈迦十大弟子像〉をも彷彿とさせる作品で、安らぎの中に凜とした雰囲気をもったみずみずしい裸婦像です。

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