女の顔

作品名(ヨミ)オンナノカオ
作品名(総称)女の顔
作家安藤照 アンドウテル
制作年(西暦)不詳
材質・形状・技法
形状(縦・高さ)cm64.0
形状(横)cm39.0
形状(奥行き)cm35.0
美術館分類コードS-013-010
作品解説 本作品は砂岩を彫った彫刻作品で、石の表面の粗さを生かして表情の細部を捨象した安藤らしい作品です。
 制作年は不詳ですが、安藤は同様の構成の作品を昭和11年の文展に出品しています。おそらく安藤は、この出品作をもとにさらにフォルムの単純化を試み、石彫の本作品の制作に及んだものと思われます。

本作品は砂岩を彫った彫刻作品で、石の表面の粗さを生かし、表情の細部をそぎ落として単純化した表現は、石地蔵尊像とも共通する量感の処理である。制作年は不詳であるが、安藤は同様の構成の作品を昭和11(1936)年の文展に出品している。文展出品作は戦災で焼失しているため、日展史に残された写真からしか推測できないが、モデルをしっかりと観察し、豊かな量感の表現の中にも、アルカイック風の笑みを湛えた柔らかい表情をとらえようとしているようである。おそらく安藤はこの出品作をもとに、さらにフォルムの単純化を試み、本作品の制作に及んだものと思われる。(平成25年度小企画展「石彫・木彫の美」解説キャプションとして作成)

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