忠犬ハチ公

作品名(ヨミ)チュウケンハチコウ
作品名(総称)忠犬ハチ公
作家安藤照 アンドウテル
制作年(西暦)不詳
材質・形状・技法テラコッタ
形状(縦・高さ)cm21.8
形状(横)cm24.8
形状(奥行き)cm9.4
美術館分類コードS-013-006
作品解説 この素焼きのハチ公は京都の業者からの依頼で制作されたもので、安藤の原型をもとに型取りして焼成されました。しかし、安藤は焼き上がりが気に入らず、品物を買い戻して息子たちに処分させましたが、長男の士(たけし)はすべて割るのを惜しみ、数個をアトリエの床下に埋めました。
 昭和20年5月26日の東京大空襲で、自宅防空壕内にいた安藤と当時14歳の一人娘は爆死、同時にアトリエ内の主な作品はすべて失われました。しかし、この素焼きのハチ公は戦火に耐えて、壊れずに床下から見つかったものです。戦前渋谷駅にあったハチ公とその原型は戦争で失われてしまい、現在のハチ公とその原型(当館2階に展示)は戦後、士によって再制作されたものであるため、本作品は現存する安藤照自身のハチ公の貴重な資料といえます。

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