観世音像

作品名(ヨミ)カンゼオンゾウ
作品名(総称)観世音像
作家安藤照 アンドウテル
制作年(西暦)1931
材質・形状・技法ブロンズ
形状(縦・高さ)cm45.3
形状(横)cm9.1
形状(奥行き)cm11.5
美術館分類コードS-013-002
作品解説本作品の地山の後ろに、「昭和六年十一月 照」と刻まれていることから制作年は明らかです。帝展審査員を辞して塊人社を結成し、彫刻の量の探求を進めつつ西郷隆盛像の研究と構想に明け暮れる時期だったと想像できます。
 観音菩薩は衆生の願いに応じて、十一面観音や千手観音など三十三とおりに変化します。この像はその基本形の聖観音をイメージした安藤の創作作品で、法隆寺の百済観音像(正式には木造観世音菩薩立像)を参考にしたものと推測されます。細身で静かなポーズ、側面から見た流麗なフォルムは、彫刻の量感を探求する安藤に新鮮に映ったのでしょう。小品ですが安らぎと緊張感のあるフォルムを湛えた作品です。
(常設展示キャプション)

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