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セジュナン村の動物造形 猫・亀
コレクション分類 | 世界の民族玩具 |
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都道府県 or 国名 | チュニジア共和国 |
製作地 | 北部セジュナン村 |
地域 | アフリカ |
材料 | 土 |
製作年代 | 1990年代 |
寸法(㎜) | 猫 98×58×55 亀 50×62×118 |
資料解説 | セジュナンの人形や動物玩具は、北アフリカ各地に居住する先住民「アマジグ」の女性たちによって作られてきた。涸れた川から粘土を採集し、手ひねりで成形した後、数日間乾燥させたら白い粘土を上塗りし、黄土やマスティックツリー(ウルシ科の常緑低木)の葉の汁を棒先につけて文様を描いていく。葉の汁は焼成すると黒く変化し、この黒の深さがセジュナン焼の大きな魅力となっている。21世紀に入って、遠い時代から受け継がれてきた女性たちの陶芸に注目が集まり、2018年、ユネスコ無形文化遺産に登録された。 |