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張り子 人形(ジュリグヮーニンジョウあるいはヌール)
コレクション分類 | 日本の郷土玩具 |
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都道府県 or 国名 | 沖縄 |
地域 | 九州 |
材料 | 紙,木 |
製作年代 | 大正末期~昭和初期 |
寸法(㎜) | 118×113×97 |
資料解説 | 旧尾崎清次コレクション/『琉球玩具図譜』掲載品 昭和初期製、琉球(那覇)張り子の名工、友寄隆和の晩年の作。旧五月四日「ユッカヌヒー」の玩具市で売られていた人形。 「ジュリ」とは遊女をさすが、片面太鼓(パーランクー)、または両面太鼓(テェーク)を打ち鳴らす姿には、琉球の祭祀に重要な役割を果たした「ヌール(巫女)」の面影が宿っているといわれる。 もとは、台車を動かすと人形がゆらゆら揺れる。「グヮー」は小さく可愛らしいものを親しみ込めて呼ぶときに用いる接尾辞で、「ニンジョウ」は人形のこと。 |