南境貝塚の航空写真

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南境貝塚(石巻市南境字妙見、北境字久保)

テーマ名南境貝塚(石巻市南境字妙見、北境字久保)
分類1考古
分類2貝塚
解説貝塚とは、たくさんの貝殻が見つかる場所のことです。貝殻や動物の骨、壊れた土器のほか、ペットとして飼われていた犬の骨や丁寧に埋葬された人骨もみつかっています。食べ物のゴミ捨て場だけでなく、神聖な場所としても使われていたことがわかります。
南境貝塚は、石巻市南境と北境の間にあります。ハマグリやカキなどの貝殻や、鹿の角や土器なども見つかっています。また、南境貝塚は、石巻市博物館よりも北に数百メートルの場所にあることから、縄文時代は博物館のある辺りも海に近かったことがわかります。
南境貝塚は、現在、埋め戻されていますが、貝塚の壁面をはぎ取って、石巻市博物館の常設展示室で展示しています。
制作年代・時期縄文時代早期~晩期
課題1南境貝塚の中身を見てみよう

調べ方:石巻市博物館の常設展示室にある南境貝塚の壁面剥ぎ取りを観察する。
課題2貝塚がつくられた理由を考えてみよう

調べ方:石巻市博物館の常設展示室の展示を見学する。『石巻の歴史 第一巻 通史編(上)』などを読む。
課題3南境貝塚以外の貝塚も調べてみよう

調べ方:石巻の主な貝塚としては、沼津貝塚などがあります。

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