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江戸時代の北上川の改修工事

テーマ名江戸時代の北上川の改修工事
分類1歴史
分類2近世
解説江戸時代の初め、洪水や氾濫を繰り返す北上川の改修工事が仙台藩によって行われました。
1604年(慶長9年)、登米郡寺池城を拝領した白石宗直は、約5年の年月をかけて北上川の改修工事を行いました。その時できたのが相模土手(登米市米谷・浅水附近)です。名前は、白石宗直の官途名「相模守」に由来します。
次に、仙台藩主の伊達政宗に取り立てられ仙台藩士になった川村孫兵衛重吉(長門国出身、現在の山口県)によって、改修工事が行われました。元和年間(1615~1624)から1926年(寛永3年)にかけて、北上川・江合川・迫川を合流させました。この工事によって、石巻から岩手県盛岡市まで船で行き来ができるようになりました。
そして、石巻に年貢米など様々なモノが集まるようになり、石巻は「奥州随一の湊」として栄えました。
課題1石巻の縄張稲荷神社を訪れてみよう

調べ方:縄張稲荷神社にある川村孫兵衛重吉に関する解説板を読む。
課題2江戸時代の北上川の改修工事の歴史を調べよう

調べ方:石巻市博物館の常設展示室に行く。『石巻の歴史 第二巻 通史編(下の1)』などを読む。
課題3登米市の登米懐古館を訪ねてみよう

調べ方:白石宗直による北上川改修工事の展示があります。

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