御殿横丁

コレクション名浅井元義作品
制作者浅井元義
制作年(西暦)1987
制作年代・時期1987
内容・解説石巻市中央一丁目
「御殿横町」の名前は、このあたりに仙台藩主の御仮屋(御陣屋または御殿)があったことに由来する。御仮屋とは、仙台藩主や江戸幕府から派遣された役人などが宿泊する施設のことで、庭園などもある広大な構えの屋敷だったという。元は湊本町にあったが、後に石巻本町へ移った。仙台藩の歴代藩主は、視察や遊猟のために石巻のある牡鹿郡を訪れており、この御仮屋で休息したとされる。
本作は広小路から御殿横町を捉えた構図で、右手に日の出旅館、左手に堺小児科医院がある。しかし、東日本大震災後に日の出旅館も堺小児科医院の建物も取り壊されて駐車場や空き地となり、見通しが良くなってしまった。
御殿横町の並びで、堺小児科医院の隣には、石巻郵便局が建っていた。この建物には一時期、石巻市役所第一分庁舎が入っていたが、郵便局も市役所分庁舎も東日本大震災前には廃止となっている。現在、郵便局があった場所にはマンションが建っている。
材質キャンソン紙
技法鉛筆・ボールペン・オイルパステル
寸法(縦)367
単位mm
寸法(横・幅)442
単位mm
単位mm
文献『浅井元義スケッチ石巻Ⅱ 通り・横丁・小路』(1987年)
大分類美術
大'分類浅井元義作品
中分類絵画
中’分類オイルパステル画

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