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【町指定】犬田布岬
大分類 | 自然物 |
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所在地 | 伊仙町犬田布 |
公開解説 | 【町指定文化財】 (町指定文化財台帳引用文) 本町の西南部に突き出た岬で、奄美十景の一つに数えられた景勝の地である。鋭く切り立った断崖は海抜約60~100メートルにおよびドリーネ状の岩礁、淡いブルーに済みきった東支那海、背景をなし遠くにかすむ天城岳の連山の眺望は、水と空のおりなす南国特有の景観である。この地には、昭和20年4月この岬の沖合で撃沈された、戦艦大和戦没者の慰霊塔がそびえている。この地域一帯は奄美群島国定公園(昭和49年2月指定)となっており、同50年には、休憩所、駐車場遊歩道ができてガジュマル、ソテツ、ハマヒサカキが植裁され岬公園として整備された。それに高麗芝の草原なども美しく、遥か北を望めば長い黒髪を太平洋に流しうかべているかに見える寝姿山、西の水平線には活火山鳥島南には沖永良部島が浮かんで見え、四季を通じて詩情をそそり、眺望豊かなところとなっている。島の南海岸に立つ岬神社も、赤い夕陽をうけると美しく染まり、語る人ごとに変る。昔の言い伝えに、数々の想いの湧くところとなっている。公園内には、戦艦大和記念館と併設された民具館(岩井博物館)がある。また近くには、農民一揆で知られる犬田布騒動記念碑がある。 所在地 伊仙町犬田布 指定年月日 昭和53年2月23日 ※岩井博物館は閉館。 |
公開解説引用 | 文化財指定台帳 |