拾い物分配一長生き分配

大分類伝承
公開解説猿と蜂と蟻が金の配当があると聞いてでかていく。蜂も蟻も天秤棒が持てず、猿が二人の分まで持っていく。猿も蜂も分け方を知らないと言うので、蟻が分けることになり、「蜂は八枚、猿は三枚、蟻はあるだけ」と言ってその残りを割れ目に引き込んでしまう。猿と蜂とはあわててあちこち穴を掘り石をひっくりかえして捜したが、とうとう捜すことができず、蟻は大もうけをした。
公開解説引用日本昔話通観(1980年発行株式会社 同朋舎出版) 839 ページ 小川 学夫氏所蔵

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