何がこわい

大分類伝承
公開解説 山ぎわに貧乏な爺が一人で住んでおり、そこに狐が遊びにきて、「一番恐ろしいものは何か」と尋ねる。爺が「百円硬貨だ」と言うと、狐は爺を困らそうと百円硬貨をかついできて、家に投げこむ。爺は狐にお礼をしようと、狐を招待して鶏を焼いて食べさせ、「二度と来て鶏など盗って食べたら考えがある」と教えた。爺は金持ちになった。
公開解説引用日本昔話通観(1980年発行 株式会社 同朋舎出版) 728 ページ 小川 学夫氏所蔵

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