婆の鳥食い

大分類伝承
公開解説アングワ(婆さん)とフジグヮ(爺さん)が田を打っていたら鍬に鳥が止まったので、金煙官を投げて殺す。婆が「料理しましょうか煮ましょうか、爺さん」と言ったら、「煮たほうがいい」と言って爺は山に薪取りに行く。婆は味見をしているうちにみんな食べてしまい、天井に上って自分の陰所を切り爺に食べさせる。爺が「何でこんなに小便臭いのか」と言うので、婆が「山の若鳥はそんなものですよ」と言った。
公開解説引用 日本昔話通観(1980年発行 株式会社 同朋舎出版) 693 ページ小川 学夫氏所蔵

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