【町指定】てんちゅあもれ伝説の地(ナーマンゾウガナシ)
大分類 | 伝承にまつわる場 |
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所在地 | 大島郡伊仙町伊仙 |
公開解説 | 【町指定文化財】 (町指定文化財台帳引用文) 伊仙ミンツキという田圃(たんぼ)地帯は、もともと中世の集落であった。その地域の中央部に、天人あもれ伝説の中の天人とその夫、目加呂衆(メカルシュ)との間に生まれた末の女の子を祝ってある森である。目加呂衆の屋敷は、義名山の森の中にあるといわれている。また、アガレチナガワは御前堂集落の南部、高貴泉(コウキイジュン)と言い伝えられている。義名山の北部に岩山があり、そのほとりが天人が脇にかかえて天へ帰る途中、誤って取り落としてしまった3番目の三歳になる子供のために、米を天から落としてくる場所であったといわれている。「或るとき、女の子が天人の落とすお米を腰巻を広げて受けた。それ以来、不浄をきらって落ちてこなくなった」との伝説がある。ミンツキに祝ってある、いわゆるナーマンゾウガナシが、天人と目加呂衆との末の子であり、その実際の言い伝えを記録した古い資料が現在、残っている。 所在地 伊仙町伊仙 指定年月日 昭和53年2月23日 ※言い伝えの資料は現在不明。 |
公開解説引用 | 文化財指定台帳 |