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【県指定】八月踊り

大分類芸能・娯楽
所在地喜念・目手久
公開解説【県指定文化財】

(町指定文化財台帳)
タチオドリと言っているところもある。昭和初年頃までは、年中行事の度に各集落が競って八月踊りを披露したものであったという。昨今は民俗行事の復活や、細々と行事をつづけている地域も見られ喜念や目手久部落などではその再興に努めている。伊仙方面についても東伊仙の花津川地域には伝統的な手おどりと称する八月踊りがあり、現在でも相当の年配の人達が寄りあって、青年団の盆踊りなどで若者にまけじと即行を披露する場面が見られる。当町における八月踊りは伝承芸能としては、特異なもので本島や他の町村ともそれぞれの歌謡や踊りの様相が若干異なるようであり、隣接集落でもそのニュアンスが多少違うということである。東部地区には外に東浜、上面縄にも八月踊りがあって僅かにいのちを保っている。ともあれ我々の先人たちが、永い苦しい時代(生活)の中で、僅かな憩いのために歌われ踊られた。

所在地   喜念
指定年月日 昭和53年2月23日

※平成27年に県指定

目手久立踊( 八月踊り) めてぐたちおどり
所在地 大島郡伊仙町目手久(目手久民謡保存会)
種別 県指定無形民俗文化財
指定年月日 平成27年4月17日
公開解説引用伊仙町指定文化財台帳

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