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「貞観十七年」銘墨書土器

資料名(ヨミ)ジョウガンジュウシチネンメイボクショドキ
遺跡稲荷台遺跡
時代・時期平安時代
解説【市原市指定文化財(考古資料)】平安時代の公的施設と見られる稲荷台遺跡で発見された墨書土器です。
 内外両面にビッシリと文字が書かれており、「上」「月」「酒」などのほか、「貞観十七年十一月廿四日」と墨書されています(貞観17年=西暦875年)。大量の土器とともに、竪穴建物内の厚さ30cmを超える焼土層に伴って検出されていることから、何らかの祭祀に用いられたと考えられます。

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