ガラス製の玉

資料名(ヨミ)ガラスセイノタマ
遺跡小田部古墳
時代・時期古墳時代初頭
解説 コバルトブルーのガラス製の玉です。全長約24mの突出部付きの円形墳墓、小田部(おだっぺ)古墳の埋葬施設から副葬品として出土しました。破片を含め282個以上あり、一つの大きさは最大で1cm程度です。引き延ばして作られたガラス管を切断し製作されています。
 この古墳が作られた頃、日本列島ではガラス素材の生産は始まっておらず、ガラス玉はすべて海外から輸入されていました。生前に貴重な品を入手できた被葬者は、周辺地域の有力者だったと考えられます。

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