オヤニラミの生鮮写真

撮影:川瀬成吾

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オヤニラミ

硬骨魚綱
学名Coreoperca kawamebari
スズキ目
ケツギョ科
形態の特徴サンフィッシュ科魚類に似るが、赤みの強い体色、尾鰭後縁が円形であることから区別できる。
最大体長 (mm)100.00
在来種/外来種外来種
分布:湖東河川、水路
分布:湖南瀬田川流域
分布の特記事項湖東と湖南地域からのみ標本が得られている。自然分布域は京都府以西であり、滋賀県の個体群は1987年に湖東地域の野洲川流域から初めて確認された国内外来種である。湖南地域である大石川の個体群については近年確認されておらず、絶滅した可能性がある。一方で湖東では日野川、愛知川、宇曽川水系でも立て続けに新たに確認されており、人為的移入が県内において断続的に行われている可能性がある。滋賀県条例により、滋賀県内でのオヤニラミの飼育のためには許可が必要である。
引用文献佐藤智之・藤本勝行・藤岡康弘. 2000. 滋賀県野洲川水系において捕獲されたオヤニラミ. ボテジャコ,4:12–18.
田中大介・鈴木誉士・中川雅博.2010.滋賀県大石川における国内 外来魚オヤニラミの定着.南紀生物,52:58–60.
北野大輔.2022.日野川水系出雲川に生息する国内外来種オヤニラミは減っているのか.淡海生物,3:21−24.
佐藤快樹・丸山 敦.2022.滋賀県における国内外来魚オヤニラミの胃内容物.Ichthy,18:37–40.
太下 蓮 ・藤田宗也 ・伊藤 玄.2023.滋賀県宇曽川水系における国内外来種オヤニラミ (スズキ目ケツギョ科)の初確認.伊豆沼・内沼研究報告,17:39-46.
執筆者伊藤 玄, 川瀬成吾
更新日2024/12/21
注記「分布」項目は標本情報に基づいている。特に注釈がない場合は琵琶湖博物館登録標本、注釈がある場合は該当の引用文献の標本情報を参照した。
写真のスケールは1cm
本図鑑を引用する場合は、下記の例を参考にすること。
電子図鑑全体:伊藤 玄・川瀬成吾(2024)琵琶湖いきもの図鑑 魚類. https://archives.biwahaku.jp/search/(参照:yyyy-mm-dd)
各魚種のページ(例:イチモンジタナゴ):伊藤 玄・川瀬成吾(2024)イチモンジタナゴ.伊藤 玄・川瀬成吾(編)琵琶湖いきもの図鑑 魚類.https://jmapps.ne.jp/ikimono/det.html?data_id=7068(参照:yyyy-mm-dd)
※なお、内容が更新される場合があるため、年については各魚種のページの「更新日」を参照のこと

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