天皇陛下行幸
登録番号 | O-330 |
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作品名(欧文) | A Visit by the Emperor |
作者名 | 服部 正一郎 1907-1995 |
大きさ(cm) | 43.9×52.1 |
制作年 | 1946 |
技法・材質 | 油彩・麻布・額装 |
解説 | 背広に中折帽という庶民的な服装で群衆の中を歩き、熱狂的な歓声を受ける昭和天皇。敗戦の翌年の元旦に発布された詔書、いわゆる天皇の「人間宣言」によって、天皇は「神」ではなく、国民の「象徴」となりました。この年から戦災で焼け野原となった土地を天皇が巡り、国民を励ますという全国巡幸が開始されています。本作は11月18日の水戸五軒町での行幸を描いたもの。五軒町は水戸空襲の最初の投下点で、背景に瓦礫(がれき)のようなものが積まれた空き地や建築現場の足場のようなものが見えます。 |