静物

登録番号O-300
作品名(欧文)Still Life
作者名渡辺 浩三 1897-1980
大きさ(cm)194×130
制作年1939
技法・材質油彩・麻布・額装
解説渡辺は、天候に邪魔されず、モデルに気をもむこともなく、画室で静かに考え描くことのできる静物画が好きだったといいます。一方、「展覧会を見て歩いて一番面白くないのは静物画です。これをもっと面白く描けないものか、例えばピカソとかブラックとか、ああした表現ができないものかと私はいつも思っています。」 とも述べています。本作は、佐伯祐三とも親交をもち、パリで学んだ作者が42歳で描いた静物画です。キュビスム的ともブラック風とも言える画面からは、写実を超えた様々な試みで、より面白い静物画の表現を求める作者の姿勢が感じられます
寄贈者名渡辺惇氏(1994年度寄贈)

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