竹林七賢図

登録番号J-92
作者名下村 観山 1873-1930
大きさ(cm)各169×374
制作年c.1915
技法・材質絹本・彩色・屏風(六曲一双)
解説中国の魏末晋初(3世紀頃)に、老荘思想を背景として竹林に集まり、酒を酌み交わして清談(世俗を離れた高尚な談論)にふけった7人の隠士、嵆康(けいこう)、阮籍(げんせき)、阮咸(げんかん)、向秀(しょうしゅう)、王戎(おうじゅう)、劉伶(りゅうれい)、山濤(さんとう)がいたと言われます。中国では4世紀以降、この逸話を題材にした「竹林七賢図」が描かれるようになり、日本でも近世、障屏画の画題としてとり上げられました。本作では、人物と竹が金地の背景の上に巧みに配置されています。

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