風景

登録番号O-195
作者名萬 鉄五郎 1885-1927
大きさ(cm)40×26
制作年c.1912
技法・材質油彩・麻布・額装
解説萬は、一貫して自然と人間の表現を追求し続けつつ、ヨーロッパ近代絵画の動向を敏感に感じ取りながら、後期印象派、フォーヴィスム、キュービスムなどの革新的な表現を試みた作家です。本作では、筆のタッチにゴッホのような印象を、色彩の奇抜さにフォーヴ的な印象を受けます。建物と木々、やや洋風のフェンス、何かを小脇に抱え坂道をこちらに向かって歩いてくる人物が描かれていますが、対象描写以上に、絵の具そのものの生み出す質感や存在感に作家の関心が向かっていることがうかがえる作品です。

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