コルドヌリ(靴屋)
| 登録番号 | O-166 |
|---|---|
| 作品名(欧文) | La cordonnerie (Shoe-Repairer's Shop) |
| 作者名 | 佐伯 祐三 1898-1928 |
| 大きさ(cm) | 54×47 |
| 制作年 | c.1925 |
| 技法・材質 | 油彩・麻布・額装 |
| 解説 | 佐伯祐三がヴラマンクのフォーヴィスムとユトリロの叙情的な画風を咀嚼し、自分の絵が描けてきたと自負した頃の作品です。ザラついた質感の石壁や踊るような文字が奔放な筆致と重厚なマチエール、落ち着いた色彩で表されています。〈CORDONNERIE(コルドヌリ)〉という単語には「靴工房」の意味もあります。暗い室内に人影はないものの、奥の方から靴職人の作業する音が聞こえてくるような雰囲気が漂うのは、人々の生活の匂いが染みついた裏町の風景を表現しようと試みた佐伯の努力の結晶であると言えるかもしれません。 |
