裸体
登録番号 | O-110 |
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作品名(欧文) | Nude |
作者名 | 中村 彝 1887-1924 |
大きさ(cm) | 99.8×80.5 |
制作年 | 1916 |
技法・材質 | 油彩・麻布・額装 |
初出展覧会等 | 第10回文展 |
解説 | 大正5年、新築した下落合のアトリエに引っ越した8日後から、中村彝がこの作品の制作に取りかかったということから、この時期の彝は、新しい場を得て制作意欲に溢れていたことがうかがえます。モデルは親友の彫刻家中原悌二郎が使っていたお島という女性です。彝は彼女について、「頗る天真で、健康で、所謂『ワ゛イタルフォース』(生命力)が強くて気持ちいいが、甚だ下品なので弱って居ります。然しその肉の弾力的丸みや、光沢の魅力には確実なものがある」と友人の伊藤隆三郎に手紙を送っています。 |