少女の像

登録番号O-24
作者名鶴岡 義雄 1917-2007
大きさ(cm)89×72
制作年1950
技法・材質油彩・麻布・額装
解説戦後いち早く再開した二科会に出品した鶴岡は、33歳で会員となるなど同会の若手作家として注目を集めていました。一方で、1946(昭和21)年の二科会茨城支部、1948年の県展、県南美術協会の発足に関わり、茨城の画壇をリードしました。本作は多視点で捉えた顔、幾何学的な分節・結合、曲線の組み合わせなど、キュビスム的手法を取り入れた人物画となっています。さらに、髪の毛や衣服にはひっかき線を重ねるなど、多様な質感を画面に取り込んだ実験的作品となっています。

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