農家の娘
| 登録番号 | O-214 |
|---|---|
| 作品名(欧文) | A Farmer's Daughter |
| 作者名 | ピサロ,カミーユ 1830-1903 |
| 大きさ(cm) | 63×52 |
| 制作年 | 1892 |
| 技法・材質 | パステル・紙・額装 |
| 解説 | 本パステル画は、ピサロが1884年に移り住んだ小村、エラニー=シュル=エプトの長閑な情景を描いた《若い農婦たち》(1891-92年、メトロポリタン美術館蔵)の、左側に座る女性の習作です。他の印象派の画家たちが都会のブルジョワジーの遊興や行楽を好んでテーマとしたのとは対照的に、ピサロは主に田園や農村に目を向けました。そして、1880年代は、風景から人物に表現の重点を移し、急激な近代化や産業化によって揺らぐ農村の共同体や農民の生活への共感とともに、しばしば農婦(農夫)を描きました。 |
