維摩

登録番号J-602
作品名(欧文)Vimalakirti
作者名下村 観山 1873-1930
大きさ(cm)129.8×50.5
制作年c.1918
技法・材質絹本・彩色・軸装
解説維摩(維摩居士)は、在家のまま釈迦の弟子になったと伝えられる人物です。本作品は手のポーズから、仏典「維摩経(ゆいまきょう)」に記される文殊菩薩との問答の場面と考えられます。
観山は維摩図を何点も描いていますが、ターバンを巻いた作例は珍しく、アジアで初めてノーベル文学賞を受賞し、岡倉天心とも親交があったインドの詩人・思想家タゴールなど、特定の人物をイメージして描かれた可能性も考えられます。
寄贈者名岡野忠男氏(2018年度寄贈)

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