出山釈迦

登録番号J-597
作品名(欧文)Buddha Emerging from the Mountain
作者名木村 武山 1876-1942
大きさ(cm)120.5×42.2
制作年c.1932-34
技法・材質絹本・彩色・軸装
解説修行中の釈迦が、山中で6年の苦行を経ても悟りを得られず、さらに道を求めて山を出る場面は、古くから繰り返し画題となってきました。釈迦は、ところどころ破れた衣をまとい、痩せて頬がこけ、髭をのばした様相で描かれています。武山は仏画を得意とし、昭和9年(1934)には高野山金剛峯寺金堂に壁画を奉納していますが、本作品は、作風や落款からほぼ同時期の制作と考えられます。
寄贈者名田中榮氏(2017年度寄贈)

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