オオゲツヒメノカミ

登録番号J-572
作品名(欧文)Goddess of Fertility
作者名フジイフランソワ 1962-
大きさ(cm)180*85
制作年2012
技法・材質和紙・鉛筆,銀箔,ルイボスティー,胡粉,膠,顔彩,水彩絵具,墨汁・額装
初出展覧会等個展(日本橋髙島屋)
解説食物をつかさどる女神大宜都比売神(おおげつひめのかみ)は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が食物を求めたとき、鼻・口・尻から食物を取り出して料理したため、その様子を見て汚物を食べさせたとして尊の怒りを買い殺されてしまうが、その死体からは蚕や五穀が生じたという。本作品は鹿の角に果物や野菜などをたわわに実らせることで、この神話を表現している。作者は「その身を捧げて人の命をつなぎ、自立に関しても考えさせる神様かと想い描きました」と制作の意図を語っており、我々にとって食べ物を手に入れるということがいかに貴重な行為であるのか、またそれは大地、自然がもたらしてくれるもので、我々人類にとって神の体=大地なくしては生きていくことができないことを暗示していよう。

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