薫白梅・華紅梅
| 登録番号 | J-571 |
|---|---|
| 作品名(欧文) | Scented White Plum Blossoms, Flowering Red Plum Blossoms |
| 作者名 | 重岡 良子 1953- |
| 大きさ(cm) | kaku156.3*180.6 |
| 制作年 | 2013 |
| 技法・材質 | 紙本・彩色・二曲一双屏風 |
| 初出展覧会等 | 個展―IMA琳派―(大阪髙島屋) |
| 解説 | 作者は花鳥画、特に草花を主要画題とし、写実に基づいた明快な作風の作品を発表、植物の持つ生命力や存在感をみずみずしく表現している。本作品は「IMA-琳派」と題した個展で発表したもので、琳派の装飾性への実験がうかがえる。また、対象を忠実に描写しながら、画面中央に縦方向の帯を置くことで独特の空間構成を生み出している。しかも椿や南天などはこの帯の後から生えるように描かれており、この帯が画面内で空間を仕切る衝立にもなっている。屏風仕立てのこの作品を折って展示することで、物理的な奥行と、帯が生む画面構成による奥行の二重の効果により、見るものは視覚の錯覚を覚えることになる。こうした画面構成は、尾形光琳「紅白梅図屏風」(国宝、MOA美術館)に倣ったものと考えられるが、光琳が流水で表現しようとした空間の奥行と広がりを、作者が独自の感覚によって現代に甦らせたと評することができよう。 |
