雨後
| 登録番号 | J-537 |
|---|---|
| 作品名(欧文) | After Rain |
| 作者名 | 堅山 南風 1887-1980 |
| 大きさ(cm) | 118*133 |
| 制作年 | 1938 |
| 技法・材質 | 絹本・墨画淡彩・額装 |
| 初出展覧会等 | 第2回新文展 |
| 解説 | 堅山南風は大正から昭和にかけて日本美術院の中心作家として活躍してきた画家であり、大観の薫陶のもと再興間もない院展に出品し、岡倉天心の理想を大観を通じて受け継ごうとしている。作品は作家が花鳥画家として地位を確立しつつあった昭和戦前期の代表作の一つで、真摯な写生に基づきながら水墨画の特質を生かしている。画家自身によれば、「真白に咲いた夕顔の花が微風に揺れている夕闇の昏さの対照」に興味を感じて描いたものであるという。戦後、豊かな色彩の画風を展開したことで知られる南風だが、本作品は南風が水墨による表現にも秀でていたことを示す戦前期の貴重な作例といえよう。夕顔の咲く夏の夕暮れ、雨上がりの湿潤な空気感がしっとりとした情感とともに描出されている。 |
