うつろふ
登録番号 | J-474 |
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作者名 | 宮北 千織 1967- |
大きさ(cm) | 170×215 |
制作年 | 2004 |
技法・材質 | 紙本・彩色・額装 |
初出展覧会等 | 第89回再興院展(日本美術院賞、第10回天心記念茨城賞) |
解説 | 母の実家にある古い窓ガラスに取材した作品。古くてゆがみのあるガラスに映り込む庭や室内の様子は、目線を動かすと万華鏡のように変化します。また目線はそのままでピントを変えると、今度は違うものが見えてきます。その不思議さを表現するため、顔料を工夫して描いた本作は、従来の日本画の絵具ではなかなか表現できない色で描き出されていると評価されました。高校2年生の時、軽い気持ちで日本画を描き始めた宮北でしたが、油彩画よりも制作に時間かかることで、かえって描きたい気持ちが高まる、とこの道に進みました。 |
寄贈者名 | 作者(2005年度寄贈) |