肖像
| 登録番号 | O-481 |
|---|---|
| 作者名 | 保田 龍門 1891-1965 |
| 大きさ(cm) | 97*63 |
| 制作年 | 1916 |
| 技法・材質 | 油彩・画布・額装 |
| 解説 | 椅子に腰掛ける男性像だが、題名不詳で像主も不明。展覧会への出品も未確認(同年の太平洋画会展出品作は当時の作品評で「丁氏の肖像」と称されているが関係不明)。サイン「Yasouda./1916.」(図版中央)は、同年作《村の娘》(82.4×66.9㎝、和歌山県立近代美術館蔵、上図)のサイン「R.J.Yasouda./ sept. 1916.」と比較すると、フランス語風の「sou」の表記や、2画目が右上にはねる「Y」をはじめとする丸みを帯びた書体などが近似する。また、人物背後の四角(カンバスまたは椅子の背)や本などのモティーフ、鮮やかな臙脂が目を引く色彩、鼻筋の濃い陰影やハイライトの用い方、指先をぼかした描き方など、多くの点で共通性を指摘できる。よってサインのとおり、本作は大正5年に制作された保田龍門作品と判断される。 |
