画筆を持つ
| 登録番号 | O-478 |
|---|---|
| 作者名 | 菊池 五郎 1885-1950 |
| 大きさ(cm) | 91.3*73.1 |
| 制作年 | 1932 |
| 技法・材質 | 油彩・画布 |
| 初出展覧会等 | 第9回白牙会展 |
| 解説 | 菊池が1924(大正13)年に水戸で結成した洋画団体「白牙会」の第9回展覧会 (1932年)に出品した作品であることが、当時の新聞から確認できる貴重な作例。白牙会は県内の洋画を描く人々に発表の機会を与えたほか、中村彝や熊岡美彦など中央で活躍する本県出身の画家の作品や、日仏芸術社の西洋美術作品などをも借り受け、展覧会に出品するなどして県内の洋画振興に努めた。また会の事務所であった菊池の自宅に研究所を開設して後進の指導にもあたった。研究生の多くは男性であったが、女性の出品もあり、1929(昭和4)年には女性のみを対象とする洋画研究所「ムベ社」(菊池家に生えていたムベの木に因む)を併設した。絵筆とパレットを手にする和装の女性を描いた本作は、当時の状況と、指導者としての菊池の存在を浮かび上がらせるものである。 |
