名花十友図

登録番号J-626
作者名渡辺 小華 1835-1887
大きさ(cm)147.2×58
制作年1860
技法・材質絹本・彩色・軸装
解説画題である「名花十友」は、中国の宋時代の詩人・曾端伯が、十種の花々を擬人化して風格の異なる友人になぞらえたもの。頭(と)巾(きん)薔薇(いばら)、ジャスミン、沈(じん)丁(ちよう)花(げ)、蓮、木(もく)犀(せい)、海(かい)棠(どう)、菊、芍(しやく)薬(やく)、梅、梔(くちな)子(し))が柔らかい色彩で描き分けられています。たとえば梅は清廉な友、菊は佳麗な友をそれぞれ示すとされました。
寄贈者名小林甚四郎氏(令和4年度遺贈)

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