とぶ円筒

登録番号S-212
作品名(欧文)Flying Cylinder
作者名堀内 正和 1911-2001
大きさ(cm)238.5*51*51
制作年1960(1991)
技法・材質鉄
初出展覧会等第45回二科展
解説1959年から作者は、それまでの線と面による構成に代わって、円筒や円錐をモティーフとした作品制作に没頭するようになった。円筒から一つの形態を切り出す、あるいは規則的なねじれや歪みを与えることによって、形態を意識的に操作することを追求した。堀内の彫刻は、自ら熔接を手がけたものは僅かであり、ほとんどがペーパー・スカルプチュアと呼ばれる小型の紙彫刻の制作を経て、専門の技術者(1960年のオリジナルは鉾山弘、1991年の再制作は(株)門倉)に発注され、鉄やステンレスなど、作者が指定した素材と大きさに仕上げられている。本作は1960年に制作された作品の1991年の再制作。垂直に伸びる中空の円筒の先が分離し、宙を飛ぶ(テグスによる固定)本作は、彫刻における重力やヴォリュームといった要素から解き放たれた様相を示している。

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