老人頭部試作

登録番号S-207
作品名(欧文)A Study of an Oldman's Head
作者名後藤 清一 1893-1984
大きさ(cm)h31.5*w20.5*d15
制作年1937
技法・材質ブロンズ
初出展覧会等第10回構造社展(石膏原型)
解説本作石膏原型から同時期に3点が鋳造(作家子息道雄氏談)。石膏原型は水戸市立博物館所蔵の「老人の首」(32.7×21.8×16㎝、後藤道雄氏寄贈)であり、作品後頭部の銘文「老人頭部試作」も本作と一致。「後藤清一彫刻展」(茨城県立美術博物館、1973年)では作家確認のもと石膏像が第10回構造社展(1937年)出品作とされたが、構造社展目録では作品名「老人の顔」で画像の掲載もない。しかし、同展目録の作品名は異なる場合があるとの子息の指摘により、本作題名は銘文に従った。皺を深く刻み、年を重ねた人物の内面に迫った本作は、人間の苦悩や葛藤など内に秘めた感情を顔貌のみで表現した初期作品(「業苦」1921年、「摩登伽の顔」1922年など)の特徴を示している。

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