道標・鴉

登録番号S-98
作者名柳原 義達 1910-2004
大きさ(cm)高49×幅65
制作年1991
技法・材質ブロンズ
解説「道標」というタイトルには、自分の人生は無限に続く時間の中ではのほんのいっときしか占めない、しかし、生きているあかしを造型としてうちたてたい、という思いが込められています。また、大自然のなかで雨や風や嵐や喜び悲しみの運命にいる鳥達は、生の不安や制作の孤独のなかにいる自分の姿を重ねて見るような存在で、鴉や鳩の彫刻作品は自分の自画像であると語っています。柳原は鴉と鳩を自宅で飼い、デッサンを行うのを日課としていました。

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