女の方舟・曙

登録番号S-86
作者名山崎 猛 1930-1998
大きさ(cm)98×86×40
制作年1988
技法・材質テラコッタ
解説本作品は第2回ロダン大賞展に出品するマケット(試作)として制作され、優秀賞を受賞しました。野外彫刻として美ヶ原高原美術館に設置する際にはブロンズで制作され、方舟に見立てた笠間の稲田石と組み合わせた約4メートルの大作となりました。山崎が「女性の姿をかりて、人間の哀歓を表した。3人のうち、下の2人は耐えているポーズを、一番上の女性は上向きで苦しみや悲しみに耐えた後に喜びにひたれる人生を願っている」と語るように、苦難を乗り越える女性のたくましさが表現されています。
寄贈者名作者(1989年度寄贈)

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