林和靖

登録番号J-420
作品名(欧文)Lin Hejing
作者名菱田 春草 1874-1911
大きさ(cm)116×50.3
制作年1908
技法・材質絹本・彩色・軸装
初出展覧会等五浦日本美術院小品展(水戸好文亭小品展)
解説 林和靖は、宋の時代、浙江省西湖のほとりに隠棲し、梅の花を愛で、鶴を飼い、詩作にふけったという人物です。画中の彼は、鶴が高く舞う姿をゆったりと眺めています。「客あらば童子をして鶴を放たしむる」といわれるように、まさに今、鶴の飛翔に遠方からの友の来訪を知ったところなのでしょうか。
 春草はこのように、空そして鶴を見上げる林和靖の姿を繰り返し描きました。

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