高士観瀑
登録番号 | J-337 |
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作者名 | 下村 観山 1873-1930 |
大きさ(cm) | 142.2×55.3 |
制作年 | 1919 |
技法・材質 | 絹本・彩色・軸装(対幅) |
解説 | 滝とそれを眺める高士を描いた観瀑図は、中国・唐時代の詩人李白が詠んだ七言絶句「廬山(ろざん)の瀑布を望む」を典拠とし、古くから水墨画の画題として好まれました。本作では東屋(あずまや)から遠くを眺める高士を右幅に、高所から落ちる滝を左幅に描き分けている点が注目されます。立込める靄(もや)が両幅の連続性を暗示し、空間の広がりを見事に演出しています。 |