伊豫石鎚山(「新日本百景」より)

登録番号P-975
作品名(欧文)Mt. Ishizuchisan at Iyo from "New One Hundred Sights of Japan"
作者名畦地 梅太郎 1902-1999
大きさ(cm)22.7*30
制作年1938
技法・材質木版・紙・額装
初出展覧会等第7回日本版画協会展
解説日本版画協会によって1938年より限定50部で制作、頒布された『新日本百景』は、「百景」と題しながら実際には33作家による39点の刊行にとどまった。畦地はその制作において山口源と共にほかの多くの作家たちの摺りを手伝ったという。全39点のなかに畦地の作品は、本作品と「伊豫觀自在寺」(第38番、1941年)の2点があり、いずれも故郷である愛媛を題材としている。他に2点を制作しているのは恩地孝四郎、川西英、下澤木鉢郎(きはちろう)、平塚運一、前川千帆の5作家。愛媛県の石鎚山は近畿以西では最も高い山であり、山岳信仰で知られる。作品頒布時の説明書きによると、本作品は最高峰にあたる天狗岳に信者が遙拝している場面を描いている。なお畦地は1936年に10点組の版画集『創作版画集 伊予風景』を刊行しており、この前後にも故郷を題材に多くの作品をのこしている。また『創作版画集 伊予風景』では「石鎚霊峰」と題し、石鎚山を遠景から作品化している。

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