源義家
登録番号 | J-262 |
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作者名 | 二世 五姓田 芳柳 1864-1943 |
大きさ(cm) | 136.7×34.3 |
制作年 | 不詳 |
技法・材質 | 紙本・彩色 |
解説 | 平安時代後期の武将源義家(1039-1106)は、八幡太郎の名でも知られます。前九年の役で陸奥の安倍一族を討ち、その後陸奥守兼鎮守府将軍に任ぜられました。この時奥羽の豪族清原氏に内紛が起こり、義家はこれを平定します。本作品には、陸奥守となった義家が、奥州に向かう際に勿来で詠んだ歌「吹く風をなこその関と思へども道もせにちる山桜かな(=来るなかれという勿来の関なのだから吹く風も来ないで欲しいと思うのだが、道をふさぐほどに山桜が散っている)」(『千載和歌集』所収)が書かれています。 |
寄贈者名 | 五姓田君代氏(1984年度寄贈) |