びょう漫

登録番号J-24
作者名飛田 周山 1877-1945
大きさ(cm)92×114
制作年1935
技法・材質絹本・彩色・額装
初出展覧会等茨城会館開館記念美術展
解説飛田周山は現在の北茨城市の出身で、明治36年、別荘を求めていた岡倉天心を五浦に案内し、土地購入を仲介した人物でもあります。
 「淼(びよう)漫(まん)」とは、海や湖沼が広く際限ない様を表す言葉。太平洋から昇る朝日に染まる水平線や波間を描いています。
 周山は県内画壇の発展にも尽力し、かつて水戸市三の丸にあった茨城会館の開館記念美術展では、横山大観らとともに顧問を務めました。本作品は同展出品作であり、閉幕後に茨城県に寄贈されたものです。

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