一世芳柳明治天皇描くの図

登録番号J-257
作者名二世 五姓田 芳柳 1864-1943
大きさ(cm)136.7×67.4
制作年不詳
技法・材質紙本・彩色・軸装
解説二世芳柳が、師である一世芳柳の在りし日の姿を描いた作品です。明治7年、髭をたくわえた46歳の一世芳柳は宮内省からの委嘱を受け、赤坂仮皇居内で明治天皇の肖像画を描きました。画賛に「薫(くん)沐(もく)執筆之所也」と記されていることから、身を清め気持ちを正して筆を執ったことが分かります。絵具を作る弟子を穏やかに見つめつつ厳粛さを漂わせる姿からは、二世の師を誇らしく思う気持ちが伝わってくるようです。細部を見ると、画中画の左下には「糊つけ部分に描たるはわろし」とあります。表装する部分へ描く必要はないという小さな指示書きまで書き込み、制作現場の臨場感を高めています。
寄贈者名五姓田君代氏(1984年度寄贈)

PageTop